アラフォーパパが「夜1時間半」のインドアサイクリングで4ヶ月半で7kg痩せて富士ヒルを目指した全軌跡

実に1年ぶりのブログ更新となってしまいました。

この1年間、ブログはすっかり放置状態になっていましたが……実は私、裏で挑戦を始めていました。

突然ですが、30代半ばを過ぎてから、こんな悩みを抱えていませんか?

  • 「若い頃と同じように生活しているのに、じわじわと体重が増え続けて止まらない」
  • 「たるんだ体を引き締めたいけれど、仕事と育児に追われて運動する時間が全くない」
  • 「昔乗っていたロードバイクが部屋の片隅で眠っているけれど、今さら乗る気力が出ない」

まさに、少し前の私がそうでした。鏡に映る自分のポッコリお腹を見ては「なんとかしなきゃな……」とため息をつく日々。

しかし、そこから私は一念発起し、ある「戦略」を持ってロードバイクを再始動しました。

その結果、食事制限をほとんどすることなく、わずか4ヶ月半で体重マイナス7kg(66kg→59kg)、体脂肪率はマイナス8ポイント(14%)を達成

完全に無駄のない「動けるアスリートボディ」を手に入れることができたのです。

さらに、その軽くなった身体を引っ提げて、今や日本最高峰のヒルクライムレースである「富士ヒルクライム」への挑戦を決意し、地獄のようなトレーニングを積み重ねるまでに至りました。

仕事、育児、家事。

すべてをこなしながら、家族に負担をかけずに、夜の「たった1時間半」だけで人生を変えたロードバイク・ダイエットのリアルな全貌を、初期投資の額から具体的なスケジュールまで、包み隠さずすべて公開します。

「もう一度、あの頃の引き締まった身体を取り戻したい」と願うすべてのアラフォー世代へ。

次は、あなたの番です。


この記事を書いた人
この記事を書いた人
元自転車店員・ジョニー

自転車店のインターネット販売部門で7年ほど勤務していた経験がある、「LAPIERRE XELIUS」や「BH ULTRALIGHT」などのハイエンドバイクの所持経験があるロードバイク乗り。家庭の事情で一度はロードバイクを手放したが、ひょんなことからロードバイク熱が再熱。コスパよくロードバイクを再開するためにいわゆる中華ロードバイクを購入。その経験をこのブログで発信していきます!

元自転車店員・ジョニーをフォローする

1. 初期投資15万円。アラフォーパパ、10万円の「中華ロード」で再始動

「よし、もう一度ロードバイクに乗って、たるんだ身体を絞ろう!」

そう決意したのが2024年の夏のことでした。

ネットのダイエット記事を読むと、「まずは実家に眠っている古いママチャリやクロスバイクから始めましょう」なんてよく書かれていますが、私の場合は違いました。

「本気でやるなら、乗っていて自分が一番ワクワクする相棒を新しく迎えよう」と思ったのです。

とはいえ、お小遣い制のパパサイクリスト。

何十万円もする大手有名ブランドのハイエンドカーボンバイクなんて、逆立ちしても買えません。

そこで私が目をつけたのが、圧倒的なコストパフォーマンスを誇る「中華ロードバイク」でした。

購入したのは、ヤフーショッピングで見つけた「SUNPEED ASTRO(サンピード アストロ)」というモデル。

価格は10万5,000円でした。

「中華バイクって本当に大丈夫?」と思われるかもしれませんが、この価格でアルミフレームにしっかりとしたコンポーネントが組まれており、大人が趣味として、そこでダイエットの道具として始めるには必要十分すぎるスペックと、何よりガシガシ使えるタフさを持っています。

もちろん、自転車本体だけでは走れません。

安全に、そして快適に走るために、以下のアイテムを合わせて購入しました。

  • ヘルメット(命を守る最重要パーツ)
  • 前後ライト(安全第一。夜間や早朝には必須)
  • サイクルコンピューター(スピードや距離が見えるとモチベーションが違います)
  • ビンディングペダル&シューズ(ロードバイクの真骨頂。ペダルと足を固定します)
  • ビブタイツ&長袖ジャージ(お尻の痛みを軽減し、動きやすさを確保)

これら一式を買い揃えて、総額はおおよそ15万円程度になりました。

15万円という数字は、決してお小遣いとして安い金額ではありません。

しかし、ジムに毎月1万円払って幽霊会員になるくらいなら、自分の手元に一生物の機材が残る15万円の投資の方が、大人の趣味兼ダイエットとしては遥かにリターンの大きい「賢い投資」だと確信していました。

準備は整った。

記念すべき最初のライドは、週末の早朝。まだ家族が起きてこない静かな時間を狙って、近所を2〜3時間ほど走ってみました。

「……めちゃくちゃ楽しい!!」

実に久しぶりに乗るロードバイクの疾走感。

自分の力だけで風を切り、進んでいく感覚。

辛さなんて微塵も感じず、ただただ「身体を動かせる喜び」だけで胸がいっぱいになったのを今でも鮮明に覚えています。

子供の頃に初めて自転車に乗れたときのような、純粋なワクワク感がそこにはありました。

しかし、数回走ってみて、私はすぐに冷酷な現実に直面することになります。

「……これ、週末の週1回乗るだけじゃ、絶対に体重は減らないな」

走った直後は爽快ですし、カロリーを消費した気にはなります。

しかし、週にたった1回、数時間走るだけでは、加齢による基礎代謝の低下をカバーするほどのダイエット効果は得られない。

ロジカルに考えて、そう気付いてしまったのです。

身体を動かす楽しさは掴んだ。しかし、ここから真の「減量」へと繋げるためには、ライフスタイルそのものを変える「もう一つのブレイクスルー」が必要でした。


2. 2月の極寒と挫折がくれた転機。救世主「ThinkRider X2Max」の導入

「週1回のライドでは痩せない」と気づいた私は、平日の夜にも近所を実走するようになりました。

最初のうちは、夜風を浴びて走るだけでも新鮮で楽しかったのです。

しかし、季節は容赦なく冬へと向かいます。

2月頃になると、夜間の実走はまさに「苦行」そのものでした。

とにかく寒い。

どれだけ防寒ウェアを着込んでも、指先や足先はジンジンと凍りつき、冷たい風が体力を奪っていきます。

さらに、せっかく走る気満々で仕事を終わらせても、雨や雪が降ればその時点でアウト。

せっかく習慣化しかけていたリズムが、天候という「自分ではどうしようもない外的要因」によって無慈悲に狂わされるのが、何よりもストレスでした。

「かといって、前に挑戦した筋トレは長続きしなかったしな……」

暗闇と極寒の部屋で頭を抱えていた私は、ある解決策にたどり着きます。

それが「スマートトレーナー(室内サイクルトレーナー)」の導入でした。

これがあれば、部屋の中で、ぬくぬくと、天候を一切気にせずロードバイクに乗れる。

問題は、機材の価格と「家族の理解」でした。

スマートトレーナーといえば、有名ブランドのものだと10万円〜15万円コースが当たり前。15万円の予算で始めた私にとって、それはあまりにも高すぎるハードルでした。

また、リビングや寝室にそんな怪獣のような機材を置くとなれば、妻の反対は免れません。

そこで徹底的にリサーチして見つけたのが、ダイレクトドライブ式でありながら圧倒的なコストパフォーマンスを誇る「ThinkRider X2Max」というモデルでした。

これなら、上位機種に劣らない静音性とリアルな負荷連動を持ちながら、予算を大幅に抑えられる。私の愛車「サンピード アストロ」と同じく、コスパ最強の中華系機材としての相性も抜群でした。

意を決して、妻に相談してみました。

「実は、平日の夜に部屋で自転車を漕ぎたいんだけど、このトレーナーを買ってもいいかな……?」

返ってきた言葉は、意外なものでした。

「いいよ。買いなよ」

あっさりと許可が下りたのです。

これには本当に救われました。

日頃から仕事や家事、育児を分担し、お互いの時間を尊重し合える関係を築いてきたからこそ、妻も私の「本気で痩せたい、健康になりたい」という想いを応援してくれたのだと思います。

こうして3月半ば、我が家に巨大な段ボールが届きました。

これが、私の人生を大きく変える運命の駆動源となったのです。


3. 完全無料の「MyWhoosh」で構築した、家族を最優先にする「夜1時間半」のルーティン

スマートトレーナーを導入した私が次に選んだのは、バーチャルライドの世界でした。

インドアサイクリングのアプリといえば「Zwift(ズイフト)」が有名ですが、月額約2,400円のサブスクリプション料金がかかります。

初期投資を抑えたい私が選んだのは、なんと完全無料で利用できる高精細カスタムアプリ「MyWhoosh(マイウーシュ)」でした。

画面の中に広がる美しい仮想空間。

ペダルを漕げば画面の中の景色が動き出し、上り坂に差し掛かると「ThinkRider X2Max」が自動でズシリと重くなる。

「すごい……!これなら寒さも雨も関係ないし、1秒でスタートできる。これなら絶対に続けられる!」

確信した私は、ここから驚異の「平日夜ルーティン」を確立させることになります。

世のパパさんたちから「そんな夜に運動する時間なんてどこにあるんだ」という声が聞こえてきそうですが、私のスケジュールは極めてシンプル、かつ「家族最優先」でした。

  • 18:00:帰宅、子供をお風呂に入れる家族で夕飯を食べる
  • 19:00:家族で夕飯を食べる
  • 20:00:寝かしつけをする
  • 21:00【ここからマイルーティン開始】

もともと、子供が寝静まった後の21時〜23時頃までの2時間は、スマホをいじったりテレビを見たりして過ごしていた「空き時間」でした。

そのダラダラ過ごしていた時間を、そのままMyWhooshのトレーニング時間に充てたのです。

乗る強度は、ゼーゼーハーハー息が切れるようなプロ選手のような練習ではなく、脂肪燃焼に最も効果的とされる「Z1〜Z2」と呼ばれる低〜中強度

お喋りができるくらいの丁度いいペースで、毎日1時間から1時間半、淡々とペダルを回し続けました。

正式なトレーニングを長期間継続するために、私には「鉄の家族ルール」がありました。

それは、「土曜日の夜は絶対に自転車に乗らない(完全レストデー)」ということ。

私の妻は土曜日の夜、夜勤で働いています。

つまり、土曜の夜に家で子供を見ているのは私一人。

もし私が部屋でイヤホンをつけ、汗だくで自転車を漕いでいる最中に、子供がふいに目を覚まして泣いてしまったら……? すぐに対応できません。

家族の安全と安心を脅かしてまでやるダイエットなんて、本末転倒です。

だからこそ、土曜日は「子供を最優先で守る日」兼「身体を休める日」とロジカルに割り切りました。

平日の夜、子供が寝てからの1時間半。大好きなロードバイクに跨り、妻の夜勤日はしっかり家族をサポートする。このメリハリがあったからこそ、妻も嫌な顔一つせず、私は「ほぼ毎日」スマートトレーナーに跨り続けることができたのです。


4. 開始2〜3週間で驚きの変化!「食べる量を減らさず」66kgから61kgへ

「平日の夜、子供が寝てからMyWhooshで1時間〜1時間半、Z1〜Z2強度で回す」

このルーティンを始めてから、驚くべきことにわずか2〜3週間ほどで、目に見えて明らかな変化が体重計の数値に現れ始めました。

30代半ばを過ぎてから、あんなに何をやってもビクともしなかった、むしろじわじわと右肩上がりだった体重が、ストン、ストンと落ち始めたのです。

過去のトレーニング記録を振り返ってみると、スマートトレーナーを導入する前の3月時点で【66kg】あった体重が、6月末の時点では【61kg】にまで落ちていました。

しかも、このダイエットの何が凄いかというと、「食べる量をほとんど大きく減らしていない」という点です。

過酷な糖質制限をしたり、夕飯をサラダだけで済ませたりといった、リバウンドに直結するような無理な食事制限は一切していません。

毎日しっかりと夕飯を食べ、健康的な生活を送っているにもかかわらず、「やればやるほど健康的に体重が減っていく」という、まるでボーナスステージのような感覚。

「スマートトレーナーを、あの時思い切って購入して、本当に良かった……!」

暗闇の寒風の中で実走していた頃の自分に、教えてあげたいほどの感動でした。

身体が軽くなると、毎朝ベッドから起きるのも軽快になり、日々の仕事や育児に対するエネルギーまで満ち溢れてくる。

自転車に乗ることが、ただただ楽しくて仕方がなくなっていました。


5. ダイエットの成功、そして「富士ヒル」という次なる高い壁へのステップアップ

6月末、体重が61kgに到達したとき、私はある大きな達成感に包まれていました。

なぜなら「61kg」という数値は、私が最も身体が動いていた「大学生の頃の体重(62kg)」をさらに下回るものだったからです。

「たるんだ身体を絞る」という初期の目的は、完全に達成されました。

しかし、私のロードマップには、その先がありました。ダイエットを始める際、「もし減量に成功して身体が軽くなったら、何かレースに挑戦してみよう」と心に決めていたのです。

「せっかくここまで軽量で無駄のない身体を手に入れたんだ。それなら……日本で最も有名で、サイクリストなら誰もが憧れる最高峰の舞台『Mt.富士ヒルクライム(富士ヒル)』に挑戦してみよう!」

ただの減量記から、「アスリートとしての挑戦記」へ。

私のギアがもう一段、カチリと上がった瞬間でした。

目標を富士ヒルに定めた私は、現在の自分の実力を測るため、インドアサイクリングのパワーの指標である「FTP(20分間全力で出せる平均ワット数)」を測定し直しました。

ダイエットを始めた当初、私のPWR(パワーウェイトレシオ:体重1kgあたりのワット数)は【2.2W/kg】でした。

これが、富士ヒルを見据えて8月初めに改めて20分全力走を行ってみたところ、なんと【2.7W/kg】にまで跳ね上がっていたのです。

「えっ……本当に、ただ毎日夜に楽しく乗っていただけで、ここまでパワーが上がっているのか!?」

驚きを隠せませんでした。

体重が落ちて軽くなっただけでなく、ペダルを押し出す純粋な筋力や心肺機能まで、いつの間にか強化されていたのです。

インドアサイクリングのロジカルな効果の高さを、自分自身の身体でハッキリと証明された瞬間でした。

しかし、ここから富士ヒルで目標とするタイムを掴み取るためには、これまでの「ただ楽しく回すだけの脂肪燃焼ライド」から、さらに一歩踏み込んだ「本気のトレーニング」へと舵を切る必要がありました。

限られた「夜の1時間半」というタイムリミットの中で、いかに効率よくFTPを引き上げるか。私はここから、サイクリストの間で効果的とされている、いくつかの有名なワークアウトメニューを日々のルーティンに組み込んでいくことになります。


6. noteに残る「地獄」の記録。20年ぶりの追い込みを支えたもの

私が取り入れたのは、FTP付近の強度をじっくり維持する「SST(スイートスポットトレーニング)」、そして、最大酸素摂取量を高めるための悪名高きインターバルメニュー「THE GORBY(ザ・ゴルビー)」でした。

学生時代に野球部に所属していたため、身体を極限まで追い込むことのキツさは知っているつもりでした。

しかし、気がつけばあれから20年以上。40代を目前にした身体で行うインターバルトレーニングは、想像を絶する過酷さでした。

当時の私のnoteのトレーニングログを読み返してみると、そこには生々しい叫びが残っています。

「GORBYはまさに地獄」
「SSTはきつすぎて意識が飛びそう」

仕事で頭を使い、育児で体力を使い、ようやく子供を寝かしつけた平日の静かな夜。

そんな時間に、部屋の片隅で一人、心臓が口から飛び出しそうになるほどハァハァと息を荒らげ、滝のような汗を床に滴らせながらペダルを全力で踏み込む……。

文字通り、地獄のような苦しさでした。

それでも、私がペダルを止めることはありませんでした。

なぜなら、私には「スマートトレーナーを使って、4ヶ月半で7kgの減量を成功させた」という、揺るぎない成功体験と自分への信頼があったからです。

「この地獄のメニューも、毎日コツコツやり続ければ、絶対に強くなる。あの時と同じように、身体は裏切らない」

暗闇の中で自分自身にそう言い聞かせ、毎夜のワークアウトを一本一本、執念でやり切りました。

その結果。

2024年の夏に総額15万円の中華ロードで再始動した私の身体は、4ヶ月半で体重マイナス7kg(59kg)を達成し、体脂肪率は一気にマイナス8ポイント(14%)へと劇変

お腹周りの贅肉は綺麗に消え去り、無駄な脂肪が一切ない、富士ヒルの激坂に真っ向から立ち向かえる「本物のアスリートボディ」へと生まれ変わったのです。


まとめ:次はあなたの番です。眠っているロードバイクで、人生を変える4ヶ月半を始めよう

1年ぶりにこのブログを更新するにあたって、私が皆さんに一番伝えたかったこと。

それは、「仕事や育児が忙しくても、年齢がアラフォーであっても、正しい環境と少しのロジックがあれば、身体は劇的に変えられる」ということです。

私がやったことは、何も特別なことではありません。

  • 予算15万円で、コスパの良いロードバイク(サンピード アストロ)と機材を揃えたこと。
  • 天候や寒さに言い訳しないために、スマートトレーナー(ThinkRider X2Max)を導入したこと。
  • 完全無料のMyWhooshを使い、子供が寝たあとの「夜の空き時間」を投資したこと。
  • 家族への感謝を忘れず、土曜日はしっかり休むという持続可能なルールを作ったこと。

何十万円もする高級なカーボンバイクや、毎月の高いジムの会費は必要ありません。

初期投資としてスマートトレーナーを揃えてしまえば、あとは自宅がいつでも、最高のフィットネスクラブに変わります。

もし、あなたの部屋の片隅に眠っているロードバイクがあるなら、それは人生を変える最高の切符です。

私の挑戦は、ここからさらに加速し、富士ヒル本番での目標達成へと向かいます。その具体的なトレーニング内容や、機材の細かなインプレッションも、これからこのブログでどんどん公開していきます。

まずは、夜の1時間半。私と一緒に、新しいリスタートを切ってみませんか?

タイトルとURLをコピーしました