「仕事が忙しくて乗る時間がない……」
「育児や家事に追われて、実走なんて行く余裕はとてもない……」
そんな悩みを抱えているパパサイクリスト・ママサイクリストの方は多いのではないでしょうか。
限られた時間の中でモチベーションを維持し、さらに強くなるためのトレーニングを継続するのは本当に至難の業ですよね。
私自身、最初はただのダイエット目的からロードバイクをスタートしました。
しかし、日々の生活を見直して効率的な環境を作った結果、ダイエットに成功しただけでなく、富士ヒルクライムでブロンズ達成という大きな目標を掴み取ることができました。
今回は、仕事や家庭を大切にしながら、限られた時間で確実に成果を出すための「インドアトレーニング術」と「タイムマネジメントの極意」をリアルなルーティンと共にご紹介します!
育児と家事を両立する、リアルな「夜の1時間」捻出ルーティン
我が家には4歳の子どもがいます。
平日の夜は、限られた時間を夫婦で協力しながら切り盛りしています。
まず、妻が夕食の支度をしてくれるので、その後の後片付けは私の担当です。
そして20時になると、子どもの寝かしつけが始まります。
基本的には夫婦交代で寝かしつけを行っていますが、子どものその日の気分で「パパがいい!」「ママがいい!」が変わるため、そこは子どもの希望に寄り添って臨機応変に対応しています。
ここからが時間の使い分けのポイントです。
- 寝かしつけがない日(20時過ぎ〜): まとまった時間が取れるため、約1時間半のトレーニング
- 寝かしつけがある日(21時過ぎ〜): 短時間で集中して行う、約1時間のトレーニング
このように、家族のスケジュールに合わせて「2パターンの時間枠」をあらかじめ想定しておくことで、どんな状況でも柔軟に対応できるようになります。
40代の回復力を考えた「義務感を持たない」メニュー管理
平日の夜、貴重な時間を確保できたら、次はメニュー選びです。
ここでも「時間枠」に合わせた使い分けが活きてきます。
- 1時間半ある日(長時間): 低強度(Z1〜Z2)でじっくりとペダルを回す時間にする
- 1時間しかない日(短時間): SST(スイートスポット)やVO2MAX(最大酸素摂取量)の刺激をがっつり入れる高強度の日にする
ただし、40代になると若い頃のようなスピードでの疲労回復は難しくなってきます。
そのため、高強度のSSTは週2回、VO2MAXは週1回まで、というように体に無理のない上限を設定しています。
そして一番大切なのは、「これをやらねば!」という義務感を捨てることです。
残業が長引いた日、子どもの寝かしつけに時間がかかった日、翌日の出勤が早い日など、状況は毎日変わります。
「やれる時間で、やれることをやる」という柔軟なスタンスを徹底することこそが、ストレスなく長期的にトレーニングを継続する最大の秘訣です。
翌日に疲労を残さないための「栄養&ケア」の徹底ルーティン
平日の夜に高強度の刺激を入れるからこそ、翌日の仕事や次の日のトレーニングに疲れを残さないための「アフターケア」が非常に重要になります。
① 30分以内のプロテイン補給
トレーニングが終わったらすぐにシャワーを浴び、筋肉の修復に欠かせない「ゴールデンタイム(運動後30分以内)」のプロテイン摂取を心がけています。
また、トレーニング直後だけでなく、1日を通して「体重×1g」のタンパク質を普段の食事から3分割して計画的に摂取するよう意識しています。
② 下半身を中心とした入念なストレッチ
ペダリングの要となる「腸腰筋(ちょうようきん)」「内転筋(ないてんきん)」「臀筋(でんきん)」を中心に、トレーニング後は必ずストレッチを行います。
このひと手間で、翌朝の脚の軽さが劇的に変わります。
またがるまでの敷居を極限まで下げる「環境づくりのこだわり」
インドアトレーニングを継続するための最大の敵は、実はメニューのきつさではなく「ローラーに乗るまでの面倒くささ」です。
重い腰をサッと上げるために、我が家では以下の工夫をしています。
ロードバイクは常にローラーに完全固定
トレーニングのたびにバイクをセットするのは時間がもったいないですし、それだけでやる気が削がれます。
私のロードバイクは常にスマートトレーナーに固定されており、すぐ近くにウェアやシューズも常備しています。たまの実走に行く前日に「後輪をはめる作業」を行うのですが、これが逆に「明日は外を走れるぞ!」というワクワクを高める最高の儀式になっています。
ローラー中に観る動画をご褒美にする
「ローラーにまたがっている間しか観られない動画(アニメや映画、YouTubeなど)」をあらかじめ決めておきます。
そうすることで、「あの動画の続きが観たいからローラーに乗ろう」という強力なモチベーションが生まれます。
まとめ:1日の行動を見直せば、目標達成の快感はすぐそこに!
「毎日忙しくて、とてもそんな時間は作れない」
そう思う方もいるかもしれません。
しかし、1日の自分の行動を振り返ってみてください。
だらだらとスマホを眺めて時間を潰してしまっている瞬間はありませんか?
そうした「無駄な時間」を少しずつ削ぎ落としていけば、忙しい毎日の中でも、トレーニングのための時間は必ず絞り出せます。
ただのダイエットから始めた私でも、時間を捻出し、目標を設定して進んできたことで、富士ヒルブロンズという最高の快感を味わうことができました。
限られた時間だからこそ、工夫して強くなるプロセスは最高にエキサイティングです。ぜひ、あなたも自分だけのサイクルライフのルーティンを作り上げて、目標を達成するあの最高の快感を一緒に味わってみませんか?
