アジア系新興ロードバイクメーカーってなに? メリット・デメリット徹底解説!
2024年現在の日本は物価高や増税など、消費者にとって非常に厳しい経済状況が続いています。
趣味でロードバイクを始めたいなと思っても、10年前なら10万円以下で購入できたエントリー向けロードバイクも15万円程度と値上げの波が押し寄せています。
そんな中、アジア系新興ロードバイクメーカーは、そのコストパフォーマンスの高さから近年注目を集めています。
これからロードバイクを始めたいあなたにとって魅力的な選択肢となる一方で、その品質や信頼性に対する懸念も根強いです。
この記事では、アジア系新興ロードバイクメーカーのメリットとデメリットを詳しく解説していきます!
- この記事を書いた人
- 自転車店で7年勤務経験あり
- 実店舗・インターネット店舗での実務経験がある為、インターネット購入についても詳しい
- 過去にはラピエールのゼリウス(スラム フォース装備)やBHのウルトラライト(シマノ Di2装備)などのロードバイクの所有経験あり
アジア系新興ロードバイクメーカーとは?
アジア系新興ロードバイクメーカーとは主に、台湾や中国本土を本拠としているロードバイクメーカーの総称です。
近年、台湾や中国の自転車製造技術が飛躍的に向上し、高品質なロードバイクを低価格で生産できるようになったことから、注目を集めています。
メジャーブランドのロードバイクと比較すると、圧倒的な価格差が魅力です。
10万円以下の格安モデルから、30万円以上の高性能モデルまで、幅広いラインナップが揃っています。
アジア系新興ロードバイクメーカーのメリット
アジア系新興ロードバイクメーカーには、以下のメリットがあります。
高性能なロードバイクを高コスパで手に入れることができる
アジア系新興ロードバイクメーカーの最大の魅力は、なんといってもその価格です。
メジャーロードバイクメーカーのロードバイクは、フレームだけで数十万円から数百万円する場合もあります。
一方、アジア系新興ロードバイクメーカー製であれば、完成車で10万円以下で購入できる高品質モデルも少なくありません。
近年のアジア系新興ロードバイクメーカーの製造するロードバイクは品質も向上しており、メジャーロードバイクメーカー製と遜色ない性能を誇るモデルも増えています。
そのため、コスパを重視するサイクリストにとって、非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
デザイン性が高い
近年のアジア系新興ロードバイクメーカーでは、1つのモデルでも非常に多くのカラーリングを設定している場合が多くあります。
メジャーロードバイクメーカーだと1つのモデルにつき多くても3種類のカラー設定がほとんどですが、アジア系新興ロードバイクメーカーだと10種類程度のカラー設定をしている場合もあります。
人とは違う個性を求めるサイクリストにとっても、アジア系新興ロードバイクメーカーは魅力的な選択肢と言えるでしょう。
アジア系新興ロードバイクメーカーのデメリット
アジア系新興ロードバイクメーカーには、以下のデメリットがあります。
アフターサービスが不安
アジア系新興ロードバイクメーカーは、多くの場合が国内通販サイトまたは海外通販サイトで個人輸入で購入することになります。
そのため、万が一購入したロードバイクに不具合があった場合や、修理が必要になった場合に、アフターサービスが受けられるかどうか不安です。
特に海外通販サイトで購入した場合、多くの場合はAliExpressなどの中国企業が運営する通販サイトで購入することになるため、英語または中国語で交渉する必要があります。
ただし、現在は翻訳サイトなどを使用すれば日本語を翻訳するだけで通じることも多く、ハードルは低くなってきているように感じます。
その点、メジャーロードバイクメーカーのロードバイクであれば、実店舗で購入することができる場合が多く、万が一のトラブルにも購入した店舗へ持ち込めば迅速に対応してもらえます。
購入前に実車を確認できない
アジア系新興ロードバイクメーカーは、通販で購入することが多いため、購入前に実車を確認することができません。
そのため、思っていたよりも品質が低かったり、サイズが合わなかったり、画像で見たカラーとイメージが違ったりとリスクがあります。
メジャーロードバイクメーカーのロードバイクであれば、実店舗で実車を確認してから購入することができます。
もし身近にアジア系新興ロードバイクメーカーのロードバイクを購入した知り合いがいるのであれば、感想を聞いてみたり、実車を確認させてもらったりできるといいかもしれません。
安全性に関する不安
近年のアジア系新興ロードバイクメーカーのロードバイクは、品質も向上しており、安全性も問題ないレベルに達しています。
しかし、中には「中華ロードバイク」と揶揄される粗悪な作りをしたロードバイクも中にはあり、安全性に問題がある場合があります。
メジャーロードバイクメーカーのロードバイクであれば、厳しい安全基準をクリアしており、安心して乗ることができます。
ただし、このブログでは高品質高コスパの「アジア系新興ロードバイクメーカー」と粗悪な「中華ロードバイク」の見分け方も解説していきますので、詳しくはそちらの記事も読んでもらえると嬉しいです!
まとめ
アジア系振興ロードバイクメーカーには、高性能なロードバイクを高コスパで手に入れられる、豊富なカラーから選べるなどのメリットがあります。
一方で、アフターサービスが不安、購入前に実車を確認できない、安全性に関する不安などのデメリットもあります。
アジア系新興ロードバイクメーカーのロードバイクを購入する際には、このブログを熟読していただき、検討することをおすすめします!
アジア系新興ロードバイクは買いなのか?
アジア系新興ロードバイクは、メリットとデメリットを理解した上で上手に活用すれば、非常に魅力的で「買い」と言えるでしょう!
ぜひ、メリットとデメリットを理解した上で、自分に合った中華ロードバイクを見つけてみてください。
このブログではアジア系新興ロードバイクに興味を持ったあなたに最適なロードバイクを紹介できるよう、日々発信していますので、他の記事も是非お読みいただけると嬉しいです
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