中華ロードバイクを安全に購入する為の注意事項をまとめました!

中華ロードバイクの基本

コスパの高い中華ロードバイクを購入したい…けど、安全性の問題、ルック車や粗悪品なのでは?という不安がつきまとうと思います。

私も「SUNPEED ASTRO」を購入し届くまでは不安でしたが、実際に組み立てて乗ってみると、「メジャーメーカーと変わらないじゃん!」と不安が払拭されました。

この記事では中華ロードバイクを購入するときに、実際に私自身が安全でちゃんとしたロードバイクを手にするための注意事項をまとめてみました。

ぜひ最後までお読みいただき、参考になれば幸いです。

この記事を読むと、以下のことがわかります。
  • 中華ロードバイク購入前のチェックポイント
  • 中華ロードバイクを購入する時の妥協点
この記事を書いた人
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元自転車店員・ジョニー

自転車店のインターネット販売部門で7年ほど勤務していた経験がある、「LAPIERRE XELIUS」や「BH ULTRALIGHT」などのハイエンドバイクの所持経験があるロードバイク乗り。家庭の事情で一度はロードバイクを手放したが、ひょんなことからロードバイク熱が再熱。コスパよくロードバイクを再開するためにいわゆる中華ロードバイクを購入。その経験をこのブログで発信していきます!

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ここは絶対に確認すべき!購入前のチェックポイント

メーカー公式サイトの有無

購入を検討しているロードバイクのメーカーに公式サイトがあるかを確認しましょう。

英語や中国語のみのサイトでも、自社製品の情報をきちんと発信しているメーカーは信頼できます。

また、日本語に直訳されたような不自然なサイトは一見怪しく感じますが、これは日本からのアクセスを意識し、日本市場へ積極的に売り込もうとしている証拠とも言えます。

多くの大手メーカーと同様に、フレーム素材や搭載されているパーツなど、詳細なスペックが記載されていればさらに安心です。

ジオメトリーの公開

ロードバイクのスペックの中でも特に重要なのが、フレームの各部サイズを示すジオメトリーです。

粗悪なロードバイクを販売している業者の多くはジオメトリーを公開していないため、自分に合った適切なサイズを選ぶことが非常に困難になります。

公式サイトやAliexpressなどの販売ページでジオメトリーが公開されているということは、メーカーが自社でしっかりとサイズを計測しているか、製造工場と連携して正確な設計図を確認している証拠です。

複数サイズの展開

人の身体は千差万別。

ワンサイズしか展開されていないロードバイクは、あなたの体に合わない可能性が高いです。

最低でも3サイズの設定がなければ、適切なサイズを選ぶことは難しいでしょう。

現在、多くの大手メーカーが5サイズ程度を設定しています。これと同程度選べると、より最適なサイズを見つけることができます。

中国メーカーであっても、Aliexpressなどの商品ページやメーカーサイトに適応身長が記載されていれば、信頼度は高いと言えます。

有名メーカーのコピー品ではないか

どんなに安価であっても、有名メーカーのロゴを模倣したコピー品には絶対に手を出してはいけません。 

コピー品を販売する業者は品質に対する意識が低く、代金を支払っても商品が手元に届かないなどのトラブルに巻き込まれる可能性があります。

そもそもコピー品の購入・所持は日本の法律で違法となる場合があり、知らず知らずのうちに犯罪に加担してしまうリスクがあるため、細心の注意が必要です。


ここは妥協しても大丈夫!賢い選択でコストを抑える

SHIMANO以外のコンポーネント

Aliexpressなどで販売されている手頃なロードバイクは、価格を抑えるためにSHIMANO以外のコンポーネント(変速機やブレーキなど)が採用されている場合があります。

具体的には、中国コンポーネントブランドの「SENSAH(センサ―)」や「L-TWOO(エルトゥー)」などが多く見られます。

これらのコンポーネントは、シフト操作に多少のクセがあるものの、リーズナブルな価格で最新の12速コンポーネントが手に入るなど、非常にコストパフォーマンスが高いです。

シフトやブレーキ調整の基本的な方法はSHIMANO製とほぼ同じで、YouTubeなどで調整動画が多数公開されているため、参考にすれば自分で調整することも可能です。

ただし、日本の一般的な自転車店ではこれらのコンポーネントの取り扱いがほとんどなく、調整を断られる可能性もゼロではありません。

自分で調整する自信がない場合や不安な場合は、SHIMANOコンポーネント搭載車を選ぶことをおすすめします。

ロゴなし、または無名メーカーの付属パーツ

ハンドル、ステム、シートポストといった付属パーツがロゴなしであったり、無名メーカーのものであっても心配する必要はありません。

有名メーカーのエントリーモデルでも、これらのパーツにロゴが入っていなかったり、ブランド名が記載されていなかったりすることは珍しくありません。

多くの場合、これらのパーツはエントリー向けのパーツを製造している工場のOEM(相手先ブランドによる生産)品であるため、品質に大きな問題があることは稀です。

中華ロードバイクは「賢い選択」で安全・安心に楽しめます!

中華ロードバイクは「安かろう悪かろう」というイメージがあるかもしれませんが、この記事でご紹介した

「公式サイトの有無」

「ジオメトリーの公開」

「複数サイズの展開」

といったポイントをしっかり確認すれば、安全性や品質に優れた一台を見つけることができます。

私自身が「SUNPEED ASTRO」を購入し、その性能に驚いたように、メジャーメーカーに引けを取らないコスパの高いロードバイクが手に入る可能性も十分にあります。

また、パーツ構成や付属パーツについては、必ずしも有名メーカー製にこだわる必要はありません。

SHIMANO以外のコンポーネントロゴなしの付属パーツも、現在の技術レベルでは十分な性能と品質を備えています。

自分で調整したり、カスタマイズのベースとして考えることで、さらにコストを抑えつつロードバイクライフを楽しむことが可能です。

賢く情報を収集し、ご自身の目でしっかりと見極めることで、中華ロードバイクの魅力と安全性を両立させることができます。

ぜひこの記事を参考に、あなたにぴったりの素晴らしい一台を見つけて、ロードバイクライフを存分に楽しんでください!

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