ヤフーショッピングで購入できる高コスパな中華ロードバイク「SUNPEED ASTRO」の2025年モデルが販売開始されました!
多数の変更点が見られましたので、この記事では、2024年モデルと2025年モデルを徹底比較しながら、何がどう変わったのか、そしてそれがあなたのロードバイク選びにどう影響するのかを分かりやすく解説していきます。
新しいモデルで追加された嬉しい機能や、ちょっとだけ注意が必要な点まで、購入前に知っておきたい情報をまとめました。
- SUNPEED ASTRO 2024年モデルと2025年モデルの具体的な変更点
- 2025年モデルで選択できるサイズがどう増えたか、そしてそれが自分に合うか
- フレームのジオメトリーがよりレーシーに進化した点とその影響
- コンポーネント(変速機・ブレーキ)のアップグレード内容とメリット・デメリット
- ハンドル周りのケーブル内装化による見た目の変化とメンテナンス性
- UCI認証取得が意味することと、そのメリット
- BB(ボトムブラケット)のT47規格への変更点と注意点
- 2025年モデルの価格上昇とその理由、そして依然として高いコストパフォーマンス
- 2024年モデルと2025年モデル、どちらを選ぶべきかの判断基準
2024年モデル実購入レビュー記事も書いていますので、そちらもぜひご覧ください!
6サイズから選べるようになりました!
2024年モデルは4サイズ展開でしたが、2025年モデルではなんと6サイズから選べるようになりました。
選べるサイズが2サイズも増えたのは嬉しいニュースですね。
これにより、より多くの方がご自身にぴったりの一台を見つけやすくなりました。
まずは、こちらの比較表でサイズ展開の違いを見ていきましょう。
2025年モデル | 2024年モデル |
(XS) 150-160 | – |
(S) 158-168 | (S)156-166 |
(M) 166-174 | (M)166-172 |
(L) 172-178 | (L)171-178 |
(XL) 177-185 | (XL)177-185 |
(XXL) 183-193 | – |
新たにXSサイズとXXLサイズが追加されたことで、身長150cmから193cm程度までの方が乗車できるようになりました。
これなら、ほとんどの日本人の方はサイズ選びで困ることはなくなるでしょう。今まで「このモデル、サイズが合わないかも…」と諦めていた方も、ぜひチェックしてみてくださいね。
ジオメトリーがちょっとレーシーに進化!
サイズ設定の変更に伴って、ジオメトリー(フレームの設計図)も少しだけ変更されました。
例えば、サイズ選びで特に重要とされる項目の一つに「水平換算トップチューブ長」があります。
この長さが近い2024年モデルのMサイズと2025年モデルのSサイズを比較してみると、2025年モデルの方がヘッドチューブ長が10mm短くなっているんです。
ヘッドチューブが短くなるということは、より深く前傾姿勢を取れるようになることを意味します。
つまり、2025年モデルはよりスポーティーで、速さを追求した「レーシーなジオメトリー」へと変更されていると言えるでしょう。
レースへの参加を視野に入れている方や、より積極的にスピードを出したい方には嬉しい変更点ですね。
コンポはシマノ10速ティアグラ油圧ディスクに!
これは多くの方が「おっ!」と思う、分かりやすい変更点ではないでしょうか。
2024年モデルでは2×9速のシマノ ソラが搭載されていましたが、2025年モデルでは2×10速のシマノ ティアグラへとアップグレードされています。
たった1速の変化ですが、この1速が増えることで、わずかな勾配の変化にもより細かく対応できるようになります。
さらに、大きな進化を遂げたのがブレーキシステムです。2024年モデルでは、ワイヤーで油圧キャリパーを引く方式でしたが、2025年モデルではブレーキレバーからキャリパー間も完全に油圧式となりました。
これにより、さらに強力な制動力を手に入れることができます。特に下り坂や雨天時など、安心してブレーキングできるのは大きなメリットです。
ただし、油圧ディスクブレーキは、メンテナンスに専用の工具が必要になるため、ある程度の知識が必要になります。
ご自身でのメンテナンスが難しい場合は、サイクルショップに相談することをおすすめします。
ハンドル周りの配線が完全内装でスタイリッシュに!
2024年モデルでも、ハンドル部分はワイヤー類が外装ではありましたが、ヘッドチューブの中を通って各ブレーキやディレイラーに接続するタイプでした。
これだけでもじゅうぶんかっこよかったのですが、2025年モデルではなんとハンドル部分も完全に内装化されました。
これにより、まるで最新のカーボンロードバイクのように、ワイヤー類がほとんど見えなくなり、よりスタイリッシュさが増しました。
ただし、ワイヤー類が内装となったことで、ワイヤー交換の際にフレーム内が見えにくく、作業がしづらいという一面もあります。
専門的な知識や技術が必要になる場合もあるので、気になる方は自転車店に相談してみるのが良いでしょう。
UCI認証を取得!
ホビーライダーの方にとって、直接的な大きなメリットはないかもしれませんが、2025年モデルのフレームはUCI認証を取得しました。
UCIとは、国際自転車競技連合のことで、自転車競技における国際的な統括団体です。
UCI認証を得ることで、UCIが主催するレースに出場できるようになります。
また、ホビーライダーの皆さんにとっては、UCIから「安全で高品質な製品である」というお墨付きをもらったことになります。
これは、製品の信頼性の証とも言えるので、安心して購入することができますね。
BBがT47規格に?
スペック表を見ると、BB(ボトムブラケット・クランク軸を通す部分)がT47規格になっているようです。
ロードバイク業界では、これまで様々なBB規格が採用されてきて、ユーザーを困惑させてきた歴史があります、このT47規格も、フレームメーカーによって若干の違いがあります。
2024年モデルでは、「BSA」「BSC」「JIS」と呼ばれる、シェル幅(フレームのBB部分の幅)が68mmでネジ切りがしてある、現在最も普及しているタイプのBBが採用されていました。
そのため、メンテナンスや交換も比較的簡単に行うことが可能でした。
2025年モデルのBB交換やメンテナンスの際は、多少の知識が必要になるかもしれません。
もしご自身での作業に不安がある場合は、専門のショップに依頼するのが確実です。
販売価格が2万円ほどアップ
コンポーネントの変更や最新規格への対応など、様々なアップデートが施されたことにより、2025年モデルは販売価格が2万円ほどアップしました。
しかし、それでも有名メーカーの同等のロードバイクと比べても、そのコストパフォーマンスは非常に高いと言えるでしょう。
例えば、同じような構成の「GIANT Contend AR 2」と比較しても、7万円前後も安くなっているんです。
この価格差は魅力的ですよね。
最新の技術を搭載しながらも、手の届きやすい価格帯に抑えられているのは、購入を検討している方にとって大きなポイントになるはずです。
カラーラインナップも要チェック!
ロードバイクは、趣味として楽しむものですから、見た目も非常に大切ですよね。
お気に入りのカラーだと、乗るのがもっと楽しくなるはずです。
確かに2025年モデルは多くの部分でアップデートされていますが、フレーム以外のパーツは、いずれにせよ交換したくなる時期が来るかもしれません。
もし、2024年モデルの中に心惹かれるカラーがあれば、そちらを選ぶのも賢い選択ですよ。
気に入ったカラーのバイクに乗ることは、きっとあなたのライドをより前向きで楽しいものにしてくれるでしょう!
どちらのモデルもそれぞれの魅力がありますので、ご自身の乗り方や重視するポイント、そして何よりも「このバイクに乗りたい!」という直感を大切に選んでみてくださいね。
まとめ
2025年モデルは、サイズ展開の拡大から始まり、よりスポーティーなジオメトリー、信頼性の高いシマノ10速ティアグラの搭載、そしてスタイリッシュなケーブル内装化、さらにはUCI認証の取得まで、多岐にわたる進化を遂げました。
価格は2万円ほどアップしましたが、そのスペックアップを考えれば、依然として高いコストパフォーマンスを誇ると言えるでしょう。
もちろん、2024年モデルにも魅力的なカラーリングなど、捨てがたいポイントはたくさんあります。
最終的にどちらのモデルを選ぶかは、あなたのライドスタイルや重視するポイント、そして何よりも「このバイクに乗りたい!」という直感が大切です。
この記事があなたの後押しとなるよう、願っています!